「報恩感謝」ほうおんかんしゃ
    蝉の声が園庭中に響き渡っていた夏が過ぎ、確実に季節は秋へと変わりつつあります。人の都合や意識に関わりなく、私たちを育んでくださる大自然の営みを強く感じます。
    今月の目標の「報恩感謝」は仏教用語ですが、「報恩」も「感謝」も語源を伺うと「なされたことを知ること」だそうです。一輪の花、一粒の果実を実らせるためには、大いなる自然のはたらきと、幾重もの手間がかけられていることを知ることが、たった一輪、一粒でもかけがえのない、たいせつな命として知らされることになるのでしょう。幼児期には、時間的な認知はまだ難しいものですが、今現に目に見えるものだけでなく、目に見えないものにも思いを馳せ、素直に「おかげさま」「ありがとう」といえる気持ちを培い、またその文化を大切に保護者のみなさまと一緒に伝承していきたいと思います。